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FP-BESTEX工法
FP-BESTEX工法の特長

■信頼性の高い大きな鉛直支持力
先端支持力係数α=432(軸部換算)及び周面摩擦力度は、数多くの載荷試験により支持力性能が評価されているため、地盤に適応した信頼性の高い大きな鉛直支持力が得られます。

■確実な支持力

掘削固定液及び根固め液にミラセピアを混入することで、逸液と孔壁の崩壊及びくい節部間のブリージングを防止し、高強度の安定したくい周辺部・根固め部固結体が築造されるため、確実に支持力を発揮します。

■支持杭にも対応
くい先端平均N値の上限が従来のN≦30からN≦50になり、支持杭としての対応も可能です。

■優れた施工性

掘削攪拌装置を正回転・逆回転及び上下反復を繰り返して、掘削と攪拌を行うため、混合攪拌性が良く、高品質のくい周辺部、根固め部固結体が造成されます。また、掘削時に清水を使用しないため、くい周辺部固結体の強度が安定し、かつ、掘削孔周辺地盤を乱しません。

■環境に配慮
くい先端は全開放であるため、掘削攪拌土がくい中空部に入り込み、排土量が減少します。また、ベントナイトを使用しないため、排土処理が容易となります。

■ベステックス工法をベース

プレボーリング埋込みぐい工法のため、低振動・低騒音です。また、コンパクトな機械で施工するため、狭い場所でも施工が可能です。

■ミラセピアとは
天然に産出する繊維質鉱物を精製加工した無機材料です。ミラセピアは溶媒中で激しく攪拌することにより、容易に解束されます。解束された繊維が溶媒中に分散されると、その溶媒は粘性を増し、顕著な揺変性を示します。

掘出し調査

掘り出しぐいの静曲げ試験

FP-BESTEX工法の概要
FP-BESTEX工法は、節付既製コンクリートぐいを用いたプレボーリング系根固め工法の一種の埋込みぐい工法です。掘削は先ず、攪拌翼を有する掘削ロッドを用い、ミラセピア(繊維質鉱物の粉末)を混入した掘削固定液(掘削液と杭周固定液を兼ねた同一配合の溶液 水セメント比=150% ミラセピアセメント比0.75%、4週圧縮強度=9N/mu以上)を注入しながら、オーガモータを正回転・逆回転および掘削攪拌装置を5〜6m程度数回上下反復し、所定深度まで掘削攪拌された掘削孔(節部径+50mm)を造成します。さらに、掘削底から上方2m以上の範囲に、掘削体積と同量(掘削体積×2m)の根固め液(水セメント比=100%、ミラセピアセメント比=0.75%、4週圧縮強度=15N/mu以上)を注入しながら、掘削土と混合攪拌を行い、根固め部を築造します。そして、掘削固定液を噴出しながら掘削攪拌装置を引き上げます。その後、所定量の充填液を注入した掘削孔内に基礎ぐいを建て込み、自重または回転により埋設して、所定深度の根固め球根部にくい先端を設置する工法です。

施工順序



地盤の許容支持力計算式

ここで、(i)、(ii)式において、
α: くい先端支持力係数 α=175(砂質地盤、礫質地盤)
              α=166(粘土質地盤)
β: 砂質地盤におけるくい周面摩擦係数
β=4.8+35を満たすβ
ただし、β≦179(kN/u)とする。
γ: 粘土地盤におけるくい周面摩擦係数
γ=0.4+15を満たすγ
ただし、γ≦95(kN/u)とし、値40(kN/u)未満の摩擦力度は考慮しない。
節ぐいの軸部最下端より下方に1D(D:節ぐいの節部の直径)、
上方に1D間の地盤の標準貫入試験による打撃回数の平均値(回)
ただし、50を超える場合は50とし、砂質地盤及び礫質地盤で5≦≦50、粘土質地盤で3≦≦50とする。
Ap: 節ぐいの節部有効断面積(u)
Ap=π・/4
節ぐいの周囲の地盤のうち、砂質地盤の標準貫入試験による打撃回数の平均値(回)
ただし、30を超える場合は30とし、値1未満は考慮しない。
Ls: 節ぐいの周囲の地盤のうち、砂質地盤に接する有効長さの合計(m)
節ぐいの周囲の地盤のうち、粘土質地盤の一軸圧縮強度の平均値(kN/u)
ただし、200(kN/u)を超える場合は200(kN/u)とする。
Lc: 節ぐいの周囲の地盤のうち、粘土質地盤に接する有効長さの合計(m)
ψ: 節ぐいの節部周囲長さ(m)
ψ=π・D

適合条件
適用する地盤の種類
■基礎ぐいの先端付近の地盤の種類:砂質地盤、礫質地盤、粘土質地盤
■基礎ぐいの周囲の地盤の種類   :砂質地盤、粘土質地盤

最大施工深さ
44m(先端地盤・砂質地盤) 40m(先端地盤・礫質地盤) 42m(先端地盤・粘土質地盤)

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