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TAPP工法

無排土・圧土工法
TAPP工法の概要
 この施工法は異形摩擦杭の施工に伴う騒音・振動・産業廃棄物(残土 ) などの建設公害に対処すると共に液状化防止及び支持力の増強の上で効果のある地盤の締め固めを確保することを目的とした工法です。
  従来より低騒音・低振動工法で実績のあるセメントミルク工法は、掘削により地盤を緩めてしまうこと、孔壁のマッドケーキのために摩擦力の不安定を招くことが欠点とされてきました。
  上記の欠点を改善するために開発したオーガー(特許:TAPP)で掘削 することにより排土量を最少に止め、施工と同時に周辺地盤を圧土して地盤改良し、杭周辺摩擦力を増大させ、地盤の液状化を防ぐことを目的と した工法です。
TAPP工法の施工概要
 本工法の施工法は、先端のビット、軸部がテーパー状の部分、および ビットとほぼ同径の鋼管部に25mm程度のフリクションカッターを巻きつけた胴部の3部分より構成されたTAPPにより圧土掘削を行う。所定の深度まで掘削後、TAPPを数回上下させ孔壁を安定させたのち、杭周充填液(セメントミルク)をTAPP先端より注入しながら引き上げる。その後、HEXA-Kパイルまたは、HEXA-MSパイルを建て込み、杭自重及びモンケン自重にて沈め、モンケンを軽打し、杭を所定の深度に定着させて杭と地盤との一体化を図り支持力を発現させる工法です。
支持力計算式 TAPP工法支持力基準表

【計算式】 Ra=pt+Στs・Ls+Στc・Lc
Ra :
長期許容鉛直支持力(t)
pt :
長期許容先端支持力(t)
τs :
砂質土地盤中の杭の単位長さ当りの長期許容周面摩擦抵抗力(t/m)
τc :
粘性土地盤中又は有機質土地盤中の単位長さ当りの長期許容周面摩擦抵抗力(t/m)
Ls :
杭の周面摩擦抵抗力を考慮できる砂質土部分の杭の長さ(m)
Lc :
杭の周面摩擦抵抗力を考慮できる粘性土部分又は有機質土部分の杭の長さ(m)
      (Pt、τs、τc、はHEXA−K、MSパイル支持力基準表による)

TAPP工法の施工順序イメージ TAPP工法の施工順序


1 杭芯合せ掘削
●TAPPスクリューヘッドの杭芯合せ
●速度に注意して圧土・掘削
2 掘削ヘッド上下反復、孔壁確認
●レベルによる掘削深度の確認
●TAPPを上下反復し孔壁築造を確認
3 セメントミルク注入、TAPPスクリュー引き上げ
●杭周充填液(セメントミルク)をTAPP先端から注入しながら
TAPPを引き上げ、圧縮強度測定用試体の採取
4 杭の埋設
●杭を掘削孔にて建て込み、杭自重とモンケン自重で沈設
5 杭の定着
●軽打によりレベル合わせをし、所定の深さに定着



RCM工法
改良セメントミルク工法
RCM工法の概要

この施工法は、従来より低騒音・低振動工法として実績のあるセメントミルク工法の欠点を改善し、より信頼度の高いものとするため、セメントミルク注入液の配合を見直した工法です。
従来セメントミルク工法の欠点としては、プレボーリングによる掘削孔のマッドケーキによる摩擦力に対する不安定性がありました。この欠点を改善するため主に、砂質土については普通ポルトランドセメントが、粘性土についてはセメント系固化材が地盤改良効果を発揮して地盤の強度を確保します。また、セメントミルクの乾燥収縮による摩擦力の低下に対しては、セメント系固化材の硬化に伴ってエトリンガイドを生成することを期待して地盤の緩みを防止しようとする工法です。
つまり、このRCM工法に使用するセメントミルク(以下RCMミルク)には、普通ポルトランドセメント+セメント系固化材(宇部UKC)を主成分としブリージング防止のためにベントナイトを加えたセメントミルクを杭周充填液に使用する工法です。

RCM工法の施工概要
本工法の施工は、アースオーガーにより所定の深度まで掘削を行い掘削完了後、アースオーガー先端よりRCMミルクを注入しながら引き上げ、その後、HEXA-KパイルまたはHEXA-MSパイルを建て込み、杭自重及びモンケン自重にて沈め、モンケンを軽打し、杭を所定の深度に定着させて杭と周辺地盤との一体化を図り支持力を発現させる工法です。
支持力計算式 RCM工法支持力基準表
【計算式】 Ra=pt+Στs・Ls+Στc・Lc
Ra :
長期許容鉛直支持力(t)
pt :
長期許容先端支持力(t)
τs :
砂質土地盤中の杭の単位長さ当りの長期許容周面摩擦抵抗力(t/m)
τc :
粘性土地盤中又は有機質土地盤中の単位長さ当りの長期許容周面摩擦抵抗力(t/m)
Ls :
杭の周面摩擦抵抗力を考慮できる砂質土部分の杭の長さ(m)
Lc :
杭の周面摩擦抵抗力を考慮できる粘性土部分又は有機質土部分の杭の長さ(m)
      (Pt、τs、τc、はHEXA−K、MSパイル支持力基準表による)

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